About Carillon 音の教室カリヨンてなに?

私たち「音の教室カリヨン」は、いわゆる「リトミック教室」「音感教室」「児童合唱団」とはちょっと違います。引っ込み思案な自分を受け入れ、「表現すること」の楽しさ、大切さが学べる教室です。カリヨンを卒業していった子どもたちは、生徒会長をしたり、部活の部長をしたり、音楽だけではなく美術に進んだり、それぞれが自分をしっかり持って進んでいます。
私は小さいころから歌を歌うことが大好きでした。というよりも「歌」しか得意なことはありませんでした。小学校からとても引っ込み思案で人前に出て何かやったり発言したりすることが本当に苦手でした。でも、「歌う」ことだけは好きで、歌うことが幸せでした。幼少時代はずっと合唱団で歌い、毎日が歌三昧でした。
大学では表現教育というところで勉強しました。「音楽」「美術」「演劇」を学ぶこの学科で私は、それまでの引っ込み思案な自分を受け入れ、「表現すること」の楽しさ、大切さを実感しました。
「ありのままの自分を受け入れてくれて、そこに行けば自分を表現できる」という場所を作ろうと思い、「音の教室カリヨン」を作りました。
保育園の一室をお借りして5名ほどからスタートした、私の思いがいっぱい詰まったこのお教室はどんどん仲間が増え、15年目を迎える現在、生徒は100名を超え、延べ人数は1000人を超えるまでに成長しました。
この15年間でカリヨンは独自のカリヨンメソッドを作りました。無理やり音符を覚えるのでも、発声練習をするのでもなく、歌を通して自分を発見する、表現することの楽しさを見つけられるメソッドです。子どもだけでなく親も夢中になってしまうレッスンです。
カリヨンを卒業していった子どもたちは、それぞれが自分をしっかり持って進んでいます。そして大人になった今、また戻ってきてお手伝いしてくれたり、気軽に相談しに来てくれたり、第2の学校のようだと言ってくれます。
カリヨンに出会ってよかったと言ってくれる仲間がたくさん増えるように、楽しいこと、新しいことにチャレンジしていきます。どうぞ遊びにおいでください。きっと大好きな自分に出会えるはずです。
2016年3月 音の教室カリヨン
代表 平松あずさ